筋トレの栄養補給にはタンパク質だけが重要であるという認識は間違っています。プロテインはタンパク質を必要としますが、筋肉の成長に欠かせないのはタンパク質だけではありません。プロテインのほかにも食事はきちんと摂取すべきであるというのはわかっていると思いますが、世間ではそのことの重要性についてあまりふれられていないように思われます。
筋肉の成長にはタンパク質のほかに炭水化物も必要となってきます。炭水化物は食事で十分に摂取することが不可欠です。そして炭水化物において最も手軽で、しかも効果が高いのは「ご飯」です。お米です。タンパク質だけで炭水化物が不足していると、筋グリコーゲンが不足してしまうので、筋肉が上手く成長しません。
そもそも炭水化物が足りないとエネルギー不足になりやすいため、筋トレでも全力を発揮することができませんし、メタボリックになりやすくタンパク質を無駄に消費してしまうことになります。総カロリーの半分は炭水化物(ご飯)で摂取することが重要です。ご飯はどこにでもあるので、摂取することは簡単です。ご飯じゃなくても、パスタやパン、麺など主食になるものは炭水化物ですが、ご飯が最も良いのです。それではなぜプロテインはタンパク質含有量にこだわるのでしょうか。
それはプロテイン=タンパク質であるからです。プロテインを飲むという行為はタンパク質を摂取するためなのです。決してビタミンや炭水化物を摂取するためではありませんし、それらは食事で摂取するのです。筋トレ直後のゴールデンタイムに、タンパク質をいち早く吸収させたいために、プロテインは高タンパク含有がいいのです。その他の栄養はその後の食事からでも十分に間に合います。プロテインは筋肉に抜群の効果を出す目的のものですから、プロテインは慎重に選択しなければなりません。食事は偏らずにしっかり食べれば充分です。難しく考えることなく、楽しく沢山食べましょう。
プロテインだけを摂取するということはおすすめできません。プロテインの主成分であるタンパク質は確かに筋肉を中心とした重要な組織の材料になります。しかし、タンパク質をたくさん摂ってさえいれば健康で強い体を手に入れることができるのか?といえば、けっしてそういう訳ではありません。自動車を作るときには、金属だけではなくてタイヤを作るためのゴムや、細かい部品などを作るためのプラスチックが必ず必要になってきますよね。
もちろん、筋肉を作るためにも色々な材料が必要になってきます。タンパク質以外に必要なものはどのような栄養素なのでしょうか。まずは糖質です。筋肉をつくるためには合成するためのエネルギーが必要となります。このエネルギーを出してくれるのが糖質です。糖質は砂糖やでんぷん質を含んでいる食品であるイモ類や麺類などで補給することができます。特に運動後などは糖質が使われてしまいますので不足している状態なので、タンパク質だけでなく糖質の補給が重要になってきます。
ごはんやパン、うどんやジュース類(ノンカロリーのものを除く)なども糖質をたくさん含む食品になりますので、あまり不足するという事はないかも知れませんね。それから脂質です。これはいわゆる脂肪分で、油です。ダイエット志向の現代ではどちらかというと悪役になりがちな栄養素ですが、健康のためには欠かせない栄養の一つなのです。油と一緒に摂ることによって吸収されやすくなるビタミンもありますので、適度に摂取するようにしましょう。その他にもビタミンやミネラル、食物繊維、水分など色々な栄養素が筋肉をつくるためには必要となってきますので頭にいれておくと良いでしょう。
